道などは18日、新型コロナウイルスに感染した2人が死亡し、新たに125人が感染したと発表した。道内の新規感染者が100人を超えるのは13日連続。感染者は延べ1万5943人(実人数1万5903人)、死者は計540人となった。
死亡したのは道発表の90代1人と旭川市発表の年代非公表の1人。札幌市発表の死者は昨年12月30日以来、19日ぶりに確認されなかった。新規感染者のうち札幌市発表分は70人(居住地非公表2人含む)だった。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、前週より0・32人増の20・58人だった。道が政府に緊急事態宣言を要請する基準は25人。
新規クラスター(感染者集団)は4件。恵庭市の接待を伴う飲食店で客5人と従業員4人の計9人、石狩管内の個人宅で会合に参加した5人、札幌市の障害福祉サービス事業所で従業員4人と利用者2人の計6人、札幌市の金融機関で従業員6人が感染した。濃厚接触者が特定できているとして、各施設名は公表していない。
既存クラスターでは、十勝管内音更町の介護老人保健施設「あんじゅ音更」で入所者1人の感染が確認され、感染者は計91人となった。函館市の救護施設「明和園」は3人増の計33人、北斗市の福祉施設運営会社「魅力」が運営する高齢者向け施設「小規模多機能ホームらしさ久根別」と「地域共生ホームらしさおむかいさん」の両施設は4人増の計31人、同社が運営する別の高齢者向け施設「小規模多機能ホームらしさ七重浜」は2人増の計13人が感染した。
ススキノ地区の接待を伴う飲食店の感染者は1店4人増の188店655人となった。
原文出處 北海道新聞