厚生労働省は8日、職員ら6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。3月下旬に深夜まで行われた老健局の宴会に出席していた3人も含まれる。宴会や会場となった飲食店との関連は、現時点では不明としている。
6人は3月31日時点では全員老健局に所属し、5人は23人が参加した宴会を開いた老人保健課の職員だった。6人のうち1人は4月1日付で厚労省外の組織に転出した。田村憲久厚労相は参院厚労委員会で説明し、職員23人が開いた深夜の宴会に関し「改めておわび申し上げる」と重ねて陳謝した。
宴会は東京都が午後9時までの営業時間短縮を要請していた3月24日に東京・銀座の飲食店で開催。午後7時15分から11時50分ごろまで続いた。店にアクリル板は設置されておらず、参加者の大半は会話中にマスクを外していた。
原文出處 產經新聞