厚生労働省は3日、インドから入国した際に新型コロナウイルスへの感染が確認され、宿泊施設で療養していた50代の男性が死亡したと発表した。死因は不明。空港検疫で陽性が確認され、宿泊療養施設で死亡した例は2例目。
発表では、男性は4月26日にインドから成田空港に到着。当初は無症状だったが、30日に発熱し、せきも出た。熱は1日にいったん下がったが、3日朝の定時の健康確認に応答がなかったため、係員が部屋を訪問したところ、意識がなかったという。午前11時10分ごろ、救急搬送先の医療機関で死亡が確認された。
男性の居住地や国籍、基礎疾患の有無は公表していない。
原文出處 朝日新聞