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大谷翔平トレードも取り沙汰…「どこにいても、何をやるかはもちろん変わらない」


米大リーグのトレード期限が2日午後6時(米東部時間)に迫り、大リーグ公式サイトで連日、有力選手たちの移籍を巡る情報が掲載されている。投打の二刀流で好成績を上げているエンゼルスの大谷翔平についても、トレードの可能性は低いとしながらも、名前が挙げられている。

7月28日の試合で6回2失点ながら6敗目を喫した大谷に、地元メディアから「エンゼルスに残りたい気持ちは変わっていないか」と質問が出た。大谷は「残りたいかどうか、というよりは、やることをやるしかない。どこにいても、何をやるかはもちろん変わらない」と強調した。

夏のトレード期限が近づくと、地区優勝やプレーオフを見据えて戦力強化を図りたいチームと、来季に向けて有望な若手がほしいチームの思惑が交錯し、交渉が活発化する。実績のある主力級の移籍も多い。

エンゼルスは7月31日現在、負け越し16でア・リーグ西地区4位に低迷。投手で9勝6敗、打者で22本塁打をマークする大谷は、実力が評価されているからこそ、トレード候補として取り沙汰されていると言える。

ただ、大リーグ公式サイトは、2023年オフにフリーエージェント(FA)になる大谷について、「球団史上最も人気のある選手の一人であり、追加の収入をもたらす国際的な価値のある大谷と、エンゼルスが別れるとは考えにくい」と報じている。

原文出處 讀賣新聞