米連邦検察は28日、中国政府関係者へ贈賄の罪で、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換所大手FTXトレーディングの創業者、サム・バンクマンフリード被告を追起訴したと発表した。
起訴状などによると、被告は所有する投資会社アラメダ・リサーチの口座凍結の解除を狙い、4千万ドル(約52億円)以上に相当する仮想通貨を違法に譲渡するよう社員に指示したなどとしている。
バンクマンフリード被告はこれまでに、詐欺やマネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で起訴されている。
被告の公判は10月2日に予定されている。
原文出處 產經新聞