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酒井充 : 国民の不安に応えられなかった自民党の自壊 政治ゲームはやめるべきだ / 日本執政黨自取滅亡:未能回應民眾的不安,政治遊戲該停止了 20250720


国民の不安に応えられなかった自民党の自壊 政治ゲームはやめるべきだ

自民党の大敗は起こるべくして起こった。国民の不安に参院選の最後まで応えられなかったからだ。物価高による生活不安、少子化や年金に関する将来への不安、外国人にまつわる日常の不安、軍拡を強める中国などによる安全保障環境への不安。すべて石破茂政権の責任というわけではないが、政治は結果である。

あさましさも露呈した。例えば外国人問題だ。突如、公約に「違法外国人ゼロ」を掲げ、政府は選挙戦中に司令塔組織を新設した。外国人犯罪や外国人の土地取得、訪日観光客急増に伴う軋轢は前から問題視されており唐突感が否めない。

石破政権では憲法改正の議論が進まず、安定的な皇位継承への対応も結論を先送りし、選択的夫婦別姓を推進するかのような姿勢を示した。保守層の支持をつなぎとめるため、急に外国人問題に飛びついたという魂胆が見え見えだった。

そもそも昨年の衆院選で与党過半数割れを招いた石破首相は政権を担う資格を欠いていた。責任を取らず続投した首相の発言や政策は変節を繰り返した。それでも、首相続投を容認し続けたのは自民であり、今回の事態は自業自得である。

伸長した野党も心もとない。公約で廃止とした安保関連法の違憲部分を説明できない立憲民主党の野田佳彦代表らに政権を委ねられるのか。バラバラの野党による「民主党政権の悪夢」が再現すれば、国民の不安はさらに増すだろう。

日米関税交渉も含め今後も国民の不安の種は尽きない。もう政権の枠組みを争う悠長な政治ゲームをやっている場合ではない。ツケを払わされるのは国民なのだ。

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自由民主黨(自民黨)的慘敗是必然發生的結果。因為他們直到參議院選舉的最後一刻,都未能回應國民的各種不安:物價上漲帶來的生活壓力、少子化和年金問題導致的未來焦慮、與外國人相關的日常擔憂,以及中國軍事擴張等造成的安全保障環境上的不安。儘管這不全是石破茂政府的責任,但政治看重的是結果。

自民黨的卑劣也暴露無遺。例如,在外國人問題上,他們突然在競選政見中提出「非法外國人零容忍」,政府甚至在選戰期間新設了指揮中心組織。然而,外國人犯罪、外國人購地以及訪日觀光客激增帶來的摩擦等問題早已存在,此舉顯得十分倉促。

在石破政府執政期間,修憲討論停滯不前,對穩定的皇位繼承問題也遲遲未能做出結論,反而表現出推動選擇性夫妻不同姓的姿態。種種跡象顯示,他們為了挽回保守派支持,才突然拋出外國人問題,其意圖昭然若揭。

自民黨自作自受,應負起責任
去年眾議院選舉中,未能讓執政黨獲得過半席次的石破首相,本就缺乏執政資格。然而,他不僅沒有承擔責任繼續留任,其言論和政策也反覆無常。儘管如此,自民黨卻持續容許他擔任首相,可見此次的慘敗完全是咎由自取。

在野黨也同樣令人堪憂,未來挑戰重重
不斷壯大的在野黨同樣令人擔憂。立憲民主黨的野田佳彥代表等人,無法解釋其政見中關於廢除安保相關法案中違憲部分的具體內容,這樣的一群人真的能被賦予執政權力嗎?如果各自為政的在野黨再次重現「民主黨執政時的惡夢」,國民的不安將會進一步加劇。

停止政治遊戲,傾聽人民聲音
包括日美關稅談判在內,未來國民不安的根源將層出不窮。現在早已不是玩弄爭奪政權這種悠哉政治遊戲的時候了。最終承擔後果的,終究是全體國民。

原文出處 產經新聞